口臭や口の中の粘り
皆さん、口臭やお口のネバネバ感で悩んでいませんか?
口臭や口の中の粘りは、いくつかの原因が考えられます。まずは原因の目安になる情報をまとめ、それぞれの対処法も紹介します。
主な原因
- 口内の乾燥(ドライマウス)
- 水分不足、口呼吸、ストレス、睡眠中の唾液分泌低下など。
- 特徴:ねばつき、朝の強い口臭。
- 舌苔(ぜったい)
- 舌の表面に白いコケのような汚れが溜まる状態。
- 細菌が増え、口臭が強くなりやすい。
- 歯周病・虫歯
- 歯ぐきの炎症や膿、歯垢が原因で強い口臭を引き起こす。
- 胃腸の不調・ストレス
- 内臓の不調よりも、口内環境悪化や唾液低下のほうが原因であることが多い。
- ただし逆流性食道炎などが影響するケースも。
- 食べ物・生活習慣
- ニンニク、アルコール、喫煙。
- 朝食を抜くと唾液が減り、口臭が強くなりやすい。
改善方法
◆ 1. 水分をこまめにとる
唾液が十分に出ることで、細菌が増えにくくなります。
◆ 2. 舌のケア
- 舌ブラシで“軽く”奥から手前へ1日1回。
- ゴシゴシ磨くと逆効果なので注意。
◆ 3. 歯磨き・フロス・歯間ブラシ
歯間に汚れが残っていると強い口臭のもとに。
◆ 4. ガム(キシリトール)を噛む
唾液分泌を促すのに効果的。
◆ 5. ゆっくり湯船に浸かる・寝る前のリラックス
ストレスは唾液を減らし、ねばつきや口臭の原因になります。
◆ 6. 朝食を食べる
咀嚼が唾液分泌を促し、口内環境が整う。
歯科に相談したほうがよい場合
- ねばつきや口臭が長く続く
- 歯ぐきから血が出る・膿の味がする
- 朝だけでなく日中も臭う
- 口の乾燥が強い