やぐら歯科 | 高の原駅近くの歯科。歯医者 虫歯、歯周病、小児歯科。

胆のうに起こる病気とは?

胆のうはいくつかの重要な病気が発生する臓器です。

主な病気には、胆石症胆のう炎胆のうがんなどがあります。

 

  1. 胆石症(たんせきしょう)
  • 概要: 胆汁の成分(特にコレステロールなど)が固まって、胆のう内に石状の結石(胆石)ができる病気です。一般的に「胆石」というと、この胆のう結石を指すことが多いです。
  • 症状:
    • 半数以上は無症状で、健康診断などで偶然見つかります。
    • 症状が出る場合、胆石発作(胆道仙痛)として、食後に増強する右上腹部やみぞおちの激しい痛み(差し込むような痛み)が生じることがあります。
    • 痛みは背中や右肩に響く(放散痛)こともあります。
    • 吐き気や嘔吐を伴うことがあります。
  • リスク要因: 女性、肥満、中高年の方に多いとされています。

 

  1. 胆のう炎(たんのうえん)
  • 概要: 胆のうに炎症が起こる病気です。
    • 急性胆のう炎: 急に発症し、症状が強いもの。
    • 慢性胆のう炎: 炎症が長期的に続くもの。
  • 原因: ほとんどの場合、胆石が胆のうの出口を塞ぐことで胆汁の流れが滞り、そこに細菌感染などが加わって炎症が起こります。まれに胆石がないのに発症する無石胆のう炎もあります。
  • 症状:
    • 右上腹部の強い痛み(持続的な激痛になることが多い)
    • 発熱38度以上になることも)
    • 吐き気、嘔吐、食欲不振
    • 炎症が進行すると、重症化し、緊急手術が必要になることもあります。

 

  1. 胆のうがん(たんのうがん)
  • 概要: 胆のうの粘膜から発生する悪性の腫瘍です。
  • 症状:
    • 初期には無症状であることが多く、発見が遅れがちです。
    • 進行すると、黄疸(おうだん:皮膚や白目が黄色くなる)、右上腹部の鈍痛、食欲不振、体重減少、全身の倦怠感などが見られるようになります。
  • 関連する要因: 胆石症を合併していることが多く、胆石による慢性的な炎症ががんの発生に関与していると考えられています。また、胆のうポリープの一部(特に腺腫)が悪性化するリスクが指摘されています。

 

これらの病気は、症状がないまま進行することもあるため、特にリスクの高い方は定期的な腹部超音波(エコー)検査などの健診を受けることが早期発見に繋がります。

 

«

»