やぐら歯科 | 高の原駅近くの歯科。歯医者 虫歯、歯周病、小児歯科。

知覚過敏は放置しても大丈夫?

結論から言うと、知覚過敏をそのまま放置するのはおすすめできません。
一時的で軽いものなら自然に落ち着くこともありますが、多くの場合は 歯や歯ぐきのトラブルのサイン で、そのままにすると悪化することがあります。

 

 知覚過敏を放置すると何が起こる?

 

痛みが強くなる・範囲が広がる

冷たい甘い熱い噛んだ時と、刺激に反応する範囲が増えていくことがあります。

 

本当の原因を見逃す

知覚過敏だと思っていたら、実は

  • 虫歯
  • 歯ぐきの退縮
  • 歯のひび(クラック)
  • 噛みしめ・歯ぎしり
  • ホワイトニング後の過剰反応
    などが隠れていることも。

放置すると治療が大掛かりになる可能性があります。

 

歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病が進行する

痛みを避けるために歯磨きが弱くなり、汚れが残りやすくなります。

 

 逆に、放置してもいいケースは?

  • 冷たい物に 軽く一瞬だけしみる
  • 歯科検診で「問題なし」と言われている
  • ホワイトニングや治療直後などで一時的なもの

こういう場合は大きな心配はありません。

 

 自分でできる対策

  • 知覚過敏用歯みがき粉を使う
    (シュミテクト・システマセンシティブなど)
  • 歯をゴシゴシ磨かない(優しく)
  • 酸っぱい飲食物のとりすぎを避ける(歯が溶けやすい)
  • 冷たい物を控える・ストローを使う

 

 歯医者でできる治療は?

  • フッ素塗布
  • コーティング剤(知覚過敏抑制剤)
  • 噛み合わせ調整
  • 歯ぎしり用マウスピース
  • 歯ぐきの退縮がひどい場合は根面カバー治療

原因に応じて効果が大きく変わります。

 

 受診をおすすめする目安

  • しみる症状が 2週間以上続く
  • しみる範囲が広がってきた
  • 温かい物や噛むと痛い(知覚過敏ではない可能性)
  • 再発を繰り返す

 

«

»