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現代の日常生活・食生活は赤信号

現代の食生活における主な「赤信号」

 

  • 欧米化による栄養バランスの偏り:
    • 肉類・脂質の過剰摂取: 欧米化に伴い、肉や揚げ物、加工食品など、脂質や飽和脂肪酸の摂取が増加しています。
    • 野菜・魚介類の不足: 特に若い世代で**野菜摂取量の目標値(350g/日)**に届いていない人が多く、ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足しがちです。また、伝統的な和食の良さである魚離れも進んでいます。

 

  • 食習慣の乱れと欠食:
    • 朝食の欠食: 特に20代・30代の若年層で朝食を抜く人が多く、一日の栄養バランスや生活リズムの乱れにつながっています。
    • 不規則な食事時間: 忙しさやライフスタイルの多様化により、夕食時間が遅くなったり、間食や夜食が増えたりする傾向があります。
    • 早食い・「ながら食い」: 食事に集中しないことで満腹感が得られにくく、消化にも影響を与える可能性があります。

 

  • 加工食品・外部化食(中食・外食)への依存:
    • コンビニエンスストアやファストフードの利用増加により、手軽さや便利さが優先され、高塩分、高脂肪、低栄養素になりやすい傾向があります。

 

  • 現代型栄養失調の増加:
    • エネルギー(カロリー)は足りていても、ビタミン、ミネラル、タンパク質などの体に必要な微量栄養素が不足する状態です。ダイエット志向の若い女性や、簡便な食事に頼る人に見られます。

 

日常生活における「赤信号」

  • 運動不足: 身体活動の機会が減り、肥満や生活習慣病のリスクが高まっています。
  • ストレスと疲労: 多忙な生活や人間関係、社会環境などからくるストレスや疲労が長期化すると、心身の健康を大きく損なう原因となります。
  • 睡眠不足: 規則正しい生活リズムの崩壊は、食欲コントロールや免疫力にも悪影響を与えます。

 

これらの「赤信号」は、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の増加や、メンタルヘルスの不調、さらには健康寿命の短縮につながる深刻な問題として捉えられています。

この現状を踏まえ、食育や健康増進のための様々な取り組みが行われています。

 

 

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