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幼児期のお口の健康について

幼児期(おおよそ16歳頃)のお口の健康は、将来の歯並び・虫歯リスク・食習慣・言葉の発達などに大きな影響を与える、とても重要な時期です。

ここでは「なぜ大事なのか」「具体的に気を付けること」「年齢別のポイント」をわかりやすくまとめます。

 

 

 幼児期のお口の健康が大切な理由

 

✔ 将来の永久歯の健康に直結

乳歯は抜けるから大丈夫ではありません。
虫歯・噛み合わせの問題があると 永久歯の質や生え方に影響します。

 

✔ 食べる力・噛む力を育てる

口周りの筋肉が育ち、正しい噛み合わせ・発音に関係します。

 

✔ 脳の発達にも関係

よく噛むことは注意力・記憶力の向上にも良いとされています。

 

✔ 口呼吸や姿勢の問題を予防

鼻呼吸ができない・口が開きがちだと、将来の歯並びの乱れや睡眠の質低下につながります。

 

 幼児期に大切な習慣

 

  1. 毎日の歯みがき + 保護者の仕上げみがき
  • 12回(特に寝る前は必須)
  • 小学校低学年までは仕上げ磨きを推奨
  • 歯ブラシは小さめ・柔らかめ

 

  1. フッ素の活用
  • フッ素入り歯磨き粉を少量使用
    → 1
    2歳:米粒程度
    → 3
    5歳:グリーンピース程度
  • 歯科医院でのフッ素塗布は36カ月ごとが目安

 

  1. 食生活
  • 砂糖の摂りすぎに注意(特にダラダラ食べ
  • よく噛む食品(根菜、肉、海藻、硬めの野菜など)
  • ジュースは「特別なときだけ」が理想

 

  1. 口呼吸から鼻呼吸へ
  • 口がポカンと開いていないかチェック
  • 姿勢や鼻づまりの治療も大切

 

  1. 指しゃぶり・舌の癖に注意
  • 指しゃぶりは45歳以降も続くと歯並びに影響
  • 舌を前に出す癖(舌突出癖)は噛み合わせに影響する

 

 年齢別のポイント

 

  • 01歳(乳歯が生え始める)
  • ガーゼで拭う歯ブラシへ移行
  • 哺乳瓶で寝かしつけない(虫歯の原因)
  • 離乳食は前歯で噛み切る・奥歯で噛む段階を経てステップアップ

 

  • 13歳(乳歯が揃う)
  • 歯みがき習慣の土台作り
  • 食事は「だらだら食べ」させない
  • コップ飲みを習得し、口呼吸予防につながる

 

  • 36歳(噛む力・話す力が育つ)
  • よく噛む食材を積極的に
  • 食べるときの姿勢(足がつく椅子)
  • 指しゃぶりの卒業をサポート
  • 定期的な歯科健診開始

 

 定期健診はいつから?

 

1歳半から定期健診が推奨


その後は 36カ月ごと が目安です。

  • 虫歯チェック
  • 歯並び、噛み合わせのチェック
  • 歯みがき指導
  • フッ素塗布

 

これらを早期に行うことで、将来のトラブルを大きく予防できます。

 

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