スマホ依存症
「スマホ依存症」または「スマートフォン依存症」とは、スマートフォンの使用を自分でコントロールできなくなり、それによって日常生活や学業、仕事などに支障をきたしている状態を指します。
これは、単に長時間スマホを使っているというだけでなく、精神的な依存が伴う状態です。
どんな状態を指すのですか?
以下のような特徴が見られる場合、依存の傾向があると考えられます。
- 使用のコントロールができない: スマホの使用時間を減らそうと思っても減らせない。
- 離れると不安・イライラ: スマホが手元にない状況が続くと、不安や落ち着かなさを強く感じたり、イライラしたり怒りっぽくなったりする。
- 日常生活への影響:
- 睡眠不足や昼夜逆転の生活になる。
- 学業や仕事に集中できず、成績や業績が著しく下がる。
- 人間関係のトラブルが生じる。
- 手首や首の後ろに痛み(VDT症候群など)を感じる。
- 他のことを考えている時もスマホのことが頭から離れない。
- スマホ使用による問題が生じているにもかかわらず、使用をやめられない。
特に、SNSやゲームアプリ、動画配信サービスなど、強い「快感」や「報酬」を得られるコンテンツに夢中になる傾向があります。
原因には何がありますか?
スマホ依存の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っています。
- 心理的要因: 現実世界での不安、ストレス、抑うつ傾向などからスマホに逃避する。
- 社会的要因: 人間関係の希薄化、SNS上での「いいね」などによる承認欲求。
- 環境的要因: 魅力的なアプリやコンテンツの増加。
対策や治療について
依存を疑う場合、専門の精神科や心療内科の依存症外来などで相談・治療を受けることができます。
家庭や個人でできる対策としては、以下のような取り組みがあります。
- デジタルデトックス/スマホ断ち: 一定期間スマホから距離を置く。
- 使用ルールの設定: 使用する時間帯や場所を決める。
- 代替行動: スマホ以外の趣味やスポーツなど、楽しいことを見つける。
- 生活リズムの調整: 規則正しい睡眠や食事を心がける。